AWSでwowzaを構築(EC2) + live配信(RTSP/HLS)を検証
モチベーション
- wowzaって実際どうなっているのかみてみたい
- 構築方法が知りたい
- どんな機能があるか知りたい
- 料金どれくらいなのか知りたい
- live配信を任意のアプリでできるか確認したい
- RTSPで配信したい
※実際検証したのは2ヶ月前、その時検証したことを記載してます。
前提
- AWS Marketplaceにある「Wowza Streaming Engine (Linux PAID)」を利用
- live配信はIOS版の「LiveReporter」を利用
- 今回は大人の事情でプロトコルにRTSPを利用
検証
1. AWS marketplaceでwowzaを購入とセットアップ
1.1 とりあえず購入
購入した後の料金は、「Estimating your costs」でざっと確認することが可能。
m4.large
が現状選べる中で最も小さいインスタンスだった。今回は検証用なのでこれで良い。
これで、m4.largeのインスタンス料金($0.419/hr) + サブスクリプション費用($15/m)の費用がかかるそう。 EC2の料金($0.129/hr)の他に、ソフトウェアライセンス費用($0.29/hr)もかかるみたい。
参考
region → tokyo Fulfillment Option → 64-bit(x86) instance type → m4.large
購入前の設定 Wowza Streaming Engine (Linux PAID)
起動
起動時のオプションは下記のように設定した。
Choosee Action : Launch from Website EC2 Instance Type : m4.large VPC Settings : 普段使ってるVPCID Subnet Settings : ↑のvpc内のsubnet Security Group Settings : 検証のため全開け Key Pair Settings : 普段使ってる鍵
→ 「Launch」を押下してしばらく待つとインスタンスが起動する。めちゃ便利。
ここからアクセスして、ログイン(wowza/${instance_id})。ログイン後にid/passwordを変更してセットアップ完了。
http://${public_dns}:8088/enginemanager
2.「LiveReporter」でRTSPを利用してLive配信してみる
準備
上のpublic dnsにアクセスして、ヘッダ部分の「Applications」を選択。右上の「Test Players」を選択。「Mobile」タグにIOS,Android/Otherそれぞれのurlが記載されている。今回は、Android/Otherのurlをメモっとく(rtsp://${public_ip}:1935/test/myStream)。
LiveReporterをインストールして、「設定」→ 「RTSP」を選択。 インストール先
こんな感じで接続できる。パスワード求められたらさっきwowzaで再設定したid/passwordを設定すれば良い。
その後同じモーダルの、「AppleHLS」の再生ボタンを押すとlive配信ができていることがわかる。
3.せっかくなのでwowzaの気になった機能をいろいろみてみる
Monitoring
通信プロトコルごとのConnectionsと、Networkを確認できる。
network
connections
Sources
サポートされているエンコーダーを指定して、接続するための設定を教えてくれる。いろんな会社のエンコーダーがあるみたい。
Incoming Streams
wowzaを使って配信されている動画を確認できる。
Stream Targets
配信するストリーミングの対象を追加できる。
Source Security
認証などの設定。
Transcoder
ファイル変換のツール。課金が必要。
検証のまとめ
- 5分くらいでwowzaはセットアップできた。
- インスタンスタイプが最低m4.largeとまあまあでかい。
- RTSPでどうやってpush型で配信しているんだろう?